むすめん。歌詞オタク的考察「ココロノ悪魔」~ミンナアクマダヨ~

今回は「ココロノ悪魔」についての考察をしたいと思います。

 
こちらも前回の考察同様、ハルヨシ(halyosy)さんの提供してくださった楽曲ですね。
 
 
 
One twe three four five.......
 
まず、フォーゲルさんのカウントから始まります。
 
ここのフォーゲルさんかっこいいですね。(考察でもなんでもない。)
 
 
 
 
 
「昔からの付き合いだから 何だって分かるよ君のこと」
 
 
 
分かるんです。
 
まずここからなんとなくこの男女は幼馴染なのかな的な、そこまでいかなくても古くからの友人なのかなということがわかります。とりあえずここまでの登場人物は主人公と「君」(彼女)の2人ですね。
 
(ここで1つ断りを入れますが、ここで君を女性と決めつけたのは、ややこしくなりすぎるからです。何がとは言いませんが、そっちのアナザーストーリーの方は私には手に負えません。どなたか、、、)
 
 
 
「あいつに穢されたいことも」
 
 
 
ここでさらに「あいつ」が出てきました。これで登場人物が3人になりましたね。
 
「穢れる」(けがれる)は、「汚れる」という物理的なことや見た目ではなく、内面的、精神的にきたなくなってしまうことを指します。
 
 
「穢されたい」、、、とりあえず言えるのは、、、なんかエロい。
 
 
この彼女、あいつの気持ちが自分に向いてなくても、もてあそばれてもいいから、束の間の愛を欲するタイプなんですかね。なんてエロ悲しい。
 
この時点で私は、この彼女を白服さんのご親族の「ふくえ」ちゃんで妄想しています。なかなか捗ります。(何が)
 
さらには主人公の「僕」や「あいつ」を推しメンで構築してみるとめっさ楽しいのでオススメです。
 
※ふくえちゃんに関してはこちらをご参照ください。
 
(かわいいかわいいちょーかわいい!!!!!)
 
 

 

 
 あ~~かわいいかわいい~みんなかわいいな~~~
ずっと見ていられるな~~~~
 さて、続きます。
 
 
 
「僕の気持ち知らない事も」
 
 
 
きました!ここ!ここが厄介です。あいつに穢されたいなんてエロ悲しく、ともすればしたたかな願望を胸に秘めている女性が「僕の気持ち知らない」、気づかない、なんてことがあるだろうか、、、いや、ない。(反語)
 
まぁ、百歩譲って僕のことなど全く眼中にないがゆえに、僕の気持ちに気づいてないってことはありえる?、、、うーん、、、ここは「知らない」「知ってる」の2パターンを仮定①として置いておきます。オタク一旦置くこともできる。結論は急ぎません。
 
 
 
でも僕はそんな君のことがやっぱり好き!好きで好きでたまらない!!ふくえー!好きだーーー!!!!
 
 
”どうして僕じゃないんだ”
 
 
言葉が喉元まで出掛かって慌てます。
ドジっ子かな。
 
 
 
そんな僕に頭の中に潜む悪魔たちが
 
”そんなの奪えばいいじゃん”
 
と囁きます。待てよ、タイトル「ココロノ悪魔」なのに、悪魔頭の中に潜んでるの?という疑問はとりあえず疑問②として置いておきます。また置きましたよ。置き忘れないようにしなくちゃ、、、で、さっき何置いたっけ?
 
 
 
僕は悪魔に囁かれてこう思う
 
 
 
「友達でいられたらいいはずなのに このままでは誰かを傷つけそう」
 
 
 
また登場人物が出てきました。
 
誰かって?誰??彼女?あいつ?って色々な場合を想定して考えましたが、ここは普遍的な、「誰か」、自分が幸せになることで誰かが不幸になるかも的な「誰か」としておきました。こんな気持ちがあるならまだ心までは悪魔に明け渡してはいない証拠ですね。
 
 
 
 
 そして彼は葛藤します。
 
 
 
「押し殺したい 解き放ちたい 心の叫びを」
 
 
 
彼は自分の中の「心の叫び」と対峙しなくてはいけなくなります。
 
「押し殺したい」でも「解き放ちたい」
 
ここでようやくタイトルにもある「心」(ココロ)というワードが出てきます。
 
「頭の中に潜む悪魔」より何より、悪魔の囁きに惑わされた自分自身の「心の叫び」こそが本当の悪魔なのかもしれませんね、、、(なんとなくそれっぽいことを言ってみたかっただけ。)
 
これにより疑問②の答えは回収したこととしましょう。悪魔の甘い囁きに飲み込まれた我のココロこそ悪魔、そうしましょう。(無理やり)
 
今更ですが、今回のCDは天使グループと悪魔グループに分かれていますが、天使は本人たちが天使そのものなのに対して、悪魔は元々は悪魔ではなかったことがこの歌詞によってわかりますね。愛に葛藤する人間だった、、、もしくは愛欲の果てに悪魔にそそのかされて闇落ちした天使、、、と妄想するのも楽しいかもしれません。
ライブのパフォーマンスで闇の中哀しげな瞳で空虚を見つめる彼らはとてもただの悪魔には見えないのです、、、 
 
 
再び動き出すカウント
 
One two three four five........
 
フォーゲルさんかっこいいですね。(2回目)
 
 
 
 
 
とにもかくにも彼と彼女は次の段階へと進んでいきます。
 
 
 
「昔からの付き合いだから やっぱりわかるよ君のこと」
 
 
 
わかるんです。
 
 
 
「あいつの身代わりだって事も」
 
 
 
え、、、
 
 
 
「本当は気持ち知ってることも」
 
 
 
本当はだと!?気づいてたんかい!!!!冒頭では彼女は僕の気持ち知らないって言ってたのに、、、
 
彼女が僕の気持ち知ってるってことに、僕は気づかない振りでもしてたのでしょうか???うーん、これは僕自身が傷つかないようにする為だったのかもしれませんね。男女って複雑、、、
 
 
とりあえずだいぶ前に置いておいた仮定①「知ってる」が正解だったようです。
 
ふくえはそんなのお見通しよ!
 
 
 
「待ち望む光が 目の前で砕けた」
 
 
 
待ち望む光、、、それは彼女が僕に振り向いてくれることでしょうか。
 
目の前で砕けた??なんだろう?彼女とあいつのキスシーンでも見ちゃったくらいの衝撃ですよね、砕けるなんて、、、
 
とはいえ、彼女とあいつもそういう関係ではなさそうだし、、、彼女が僕の隣にいながらも、心はあいつを求めてることをはっきりと感じてしまったのかもしれません。
 
 
 
”ちゃんと僕だけ見てよ” 
 
 
 
辛いですね。近くにいながらも彼女の心はあいつのもの。あいつめ!んじゃらめ!
 
 
 
唇が息を塞いだ
 
 
 
え?え???誰が誰の唇をアレしたのですか?????
 
ちょっと一旦落ち着いてよく考えますね、、、
 
これは「僕だけ見て」って思ってる彼の気持ちを塞ぐように唇を重ねたってことですよね、、、誰が???え、あいつ!?いやいやいやいや複雑すぎる!!!!今回はそういう選択肢はなしです。終わりませんから。
 
 
 
となると、、、
 
 
 
彼女か!!!?!?え?彼女なの???
 
一体全体何がどうなってこうなってしまったんでしょうか。
 
だって彼女、あいつのこと好きだったんでしょ?
 
なんなら彼の方が彼女のこと無理やり奪ってしまおうかと悪魔にそそのかされそうになってたくらいなのに、、、こんなことって、、、
 
 
 
そこでまた頭の中の悪魔たちが惑わすんですよ
 
 
 
”身体を委ねりゃいいじゃん”
 
 
 
超軽い!かっる!!私はここ完全に顎兄弟(兄:ノックソ 弟:とみたけ)の声で再生されていますね。CV:顎兄弟です。
 
 
弟「いいじゃん!身体ゆだねちゃいなよぉ~~!!!」
 
兄「せやで!楽になりぃ~や!ええやん!!大丈夫やって、彼女からそうしてきたんやし!」
 
弟「そうそうおにぃさんのせいじゃないよぉ~!!がんば!!!」
 
兄「せやで!お兄さん、いっときいっとき!!!」
 
 
 
な、なんて軽いんでしょう!(妄想 of 妄想)
 
さらに続きます。
 
 
 
「あいつの名前で僕を呼ばないで」
 
 
 
ああああ、、、悪魔の囁きにまんまと乗せられて受け入れた唇の代償は、あいつの身代わり、、、。本当辛いですね。
 
 
 
「このままでは何かを失いそう」
 
 
 
これはいけない。危険です。心を悪魔に明け渡す一歩手前。今なら間に合うかもしれない。落ち着いて!!
 
でもここでまた彼の「心の叫び」という名の悪魔が動き出します。
 
 
「押し殺したい 解き放ちたい」、、、!!!
 
 
 
 
 
ざわ、、、
 
 
 
 
ざわ、、、
 
 
 
 
ざわ、、、ざわ、、、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
”光ある処に闇は生まれる 
 
堕ちよう・・・・・・奈落の底まで”
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キターーーーーーー!!!!!デビル光臨!!!
 
 
 
この部分は所謂語り、セリフ部分ですね。
 
光があれば闇がある。待ち望む光が目の前で砕けた彼には、もはや闇に落ちるしか残された道はなかったのかもしれません、、、
 
 
 
 
 
 
 
 
「何もかもを悪魔に明け渡せば この声は心に届くだろうか」
 
 
 
ど、どうでしょうか、、、(雑)
 
 
ここまできて雑なのもアレなので、少し触れておくと
 
「届くだろうか、、、いや、届かないだろう」
 
という反語であり、彼自身ももうわかっているんでしょうね。
解き放たれたココロノ悪魔にはもう彼の声は届くことはないでしょう、、、
 
 
 
 
 
「笑いながら僕を穢した君も きっと闇に飲み込まれた咎人」
 
咎人(とがびと)は、罪を犯した人。罪人。
 
 
 
君も、、、?咎人?
 
 
 
ああ…そうか、そういうことだったんですね、、、、、、
 
 
 
彼女の心が自分に向いていないのを知りながら、彼女を奪おうとした彼の中の「ココロノ悪魔」のことばかりに目を向け、肝心の彼女のココロのことを忘れていました。
 
 
 
彼女もまた、あいつが自分に振り向いてくれないと分かり、どうしようもない「心の叫び」を開放してしまった1人。悪魔に何もかもを明け渡し、彼より先に咎人になってしまっていたのです。
 
彼のココロを分かっていながら、いや、分かっているからこそ、絶対に自分を拒むことができない彼のココロをあいつの身代わりに、、、。しかも笑いながら穢すなんて、、、ゲスい!さすが闇落ち!!ゲスいよふくえちゃん!!!
 
つまり、先に悪魔の囁きに惑わされて「ココロノ悪魔」を解き放ってしまったのは、他でもない、彼女だったのです。(ドーーーーン!!!!!)
 
さらには、彼のココロにまで悪魔を召還してしまった、、、ふくえ、恐ろしい子、、、!!
 
 
 
 
 
 
そして、光を浴びることができなかった2人は、どうしようもないドロドロの愛を手にし、奈落の底へ堕ちてゆくしかなかった、、、
 
 
 
 
 
「友達でいられたらいいはずなのに このままでは誰かを傷つけそう」
 
 
 
 
 
もはやむなしい言葉のリフレイン。
 
もう後戻りはできない、傷つけることしかできない僕らの愛とも呼べない愛の果て、、、
 
 
すくいようのないドロドロの愛の奈落で永遠に、、、2人は、、、、、
 
 
 
 
「押し殺したい 解き放ちたい」 
「心の叫びを」
 
えっと、、、重い。
妄想とはいえ想像以上に重かった、、、あの、ちょっと「てんてん天使」聴いてきますねーーーー!!!!
 
 
 
 
あ~「ココロノ悪魔」との落差により「てんてん天使」まじ天使ってなりますね、、、
し あ わ せ に な れ ☆
 
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というわけで、長々と考察してみましたが、ここまで全て一個人のただの妄想なのでオタクって怖いですね。これは本当に自分の都合のいい解釈であって、ちょっと解釈どこかで変えるだけで全然違うアナザーストーリーが生まれると思います。私ですらここでは選ばなかった別の話がいくつもあります。今回は「あいつ」にはあまり触れないことにしました。ここ掘るとさらに面白そうですがやめておきます。(長くなるから。)
そんなこんなで、長々と書きましたが聴いた人それぞれの「ココロノ悪魔」を楽しむのが一番ですね。
 
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
 
 
(メガトン級の蛇足ですが、ちなみに、私の設定でいうと 彼女=ふくえちゃん あいつ=野崎先s、、、おっと誰か来たようだ)